CLT工法知ってます?
タナカクレーン興業 センムです。
さて、今、ナウで、
とあるお客様の展示場建設に携わっています。
その建物の工法が日本ではこれから普及していくであろう
CLT工法
なるもので組んでいます。
生まれはヨーロッパ。
CLTというのは
Cross Laminated Timber
(クロス・ラミネイティド・ティンバー)
の略で
ひき板を直交積層(縦横縦横縦)させたブ厚いパネルで建物を建てていくもので…
コンクリートにも劣らない強度があります。パネル1枚1枚も300kgほどあります。
強度があるので、10階建ても余裕。
東京オリンピックの選手村にも使われている工法です。
RC造に比べて工期も短縮出来るし、良いことづくめですね。
木の家は呼吸しますから
湿気にも強し。
そして、この工法の最大の魅力は
なにより国産の杉を使えること!
国産杉の間伐材でも、ひき板にさえなればいいので、細くても強度があればこのパネルに使えるわけです。
間伐材を使えるということは、山の保全にも役立ち
山を守る人たちにもちゃんとお金が入るわけです。
山を守る人たちにちゃんとお金が入り、山の保全ができれば、土砂崩れなんかの防止にもなりますよね。
木がたくさん生えてれば土砂崩れしないわけじゃないんですよ。
一時期
割り箸を使わないブームがありましたが、割り箸を作るために木を切っていたわけではないんです。
切らないと山の保全が出来ないから切って、間伐材が生まれて、それをただ捨てるのは勿体ないから一部は割り箸になっているだけなんですね。
国産のほとんどの割り箸においては、
ですけれどね。
なにより、国産杉なら
家としても日本の気候にバッチリ合っていますね。
海外ではこのCLT工法で建てられたショッピングモールなんかもあります。
政府も補助金出したりしてますから、そのうち街でも見かけるようになるかもしれませんね。
本来捨てるしかなかった木材が
誰かの住まいになるなんて
エコくないですか?☺️
そんなこんなで
毎日楽しみながら建て方のお手伝いをさせていただいております☺️
どこぞのイオンのお向かいでね😏
詳しくはこちらをどうぞ
#clt工法
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